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【新・関西笑談】体感する「地球のいま」(2)(産経新聞)

 □京都造形芸術大教授 竹村真一さん

 ■「触れる地球」はまだ二十数個、全世界すべての小学校に届けたい。

 --デジタル地球儀「触れる地球」は、何台作られたのでしょうか

 竹村 まだようやく二十数個。国内では、東京の国立科学博物館や日本科学未来館、大阪では大阪ガスのガス科学館(高石市)などに入れてもらっています。愛・地球博や北海道・洞爺湖サミットにも招聘され展示しました。ヨーロッパなど海外にも広がりつつありますが、まだ博物館や博覧会が中心ですね。全世界のすべての小学校にあってほしいのですが…。

 --目標は高いですね

 竹村 すべての小学校に、という夢にはまだまだ遠いので、トラックに載せて、巡回授業で昔の紙芝居のような「ハイテク地球紙芝居」を、日本でも世界でも始めたいと思っています。

 --実際に「触れる地球」を作ろうと思った原点は

 竹村 一つは、20代のころに世界を巡ったことですね。南極以外はほとんど行ったというくらいに、アマゾン、チベット、インド、アラビアの砂漠など、ずいぶん巡りました。国の数は70以上だと思います。

 でも、そういう地球の状況を言葉で説明しようとしても、なかなかわかってもらえない。私が見てきたような地球、というものを伝えようとするときに、言葉の限界を非常に感じたということもありました。

 --なるほど

 竹村 そうやって世界を歩いていた1980年代には、地球温暖化という言葉は知られていなかったけれども、森林破壊や環境汚染は深刻でした。例えば私がフィールドワークをした赤道直下のボルネオ島の奥地でも、森林伐採で森が失われており、その森林伐採を進めているのは、実は日本の企業でした。

 私たちの暮らしが、こういう遠いところにも影響を与えているんだということをずいぶんと感じさせられて、やっぱり僕らは否応(いやおう)なしに“地球時代”に生きているんだと感じました。

 --私たちの暮らしも、世界につながっているのですね

 竹村 僕は「毎日、地球を食べ、地球を飲んでいる」という言い方をするんですけれど、例えばコンビニエンスストアで和食弁当を買ったとします。そこに入っている塩ジャケとか焼き鳥とか、いかにも日本食という感じがしても、シャケはノルウェーから来ていたり、チキンはブラジルから来ていたりする。チキンのしょうゆダレは日本産だろうと思いきや、原料の大豆はほぼアメリカから来ていたりします。

 僕らは毎日、地球を食べ、その食材を生産するのに大量の外国の水を消費している。一説には、日本人は毎日3千リットルの水を消費しているともいいます。

 --影響は大きい

 竹村 一度も外国へ行ったことのない人でも、どっぷり地球とかかわり合って生きている。でも、そういうグローバルな時代に見合う情報環境がないから、僕らはそういう自覚がまったくないですよね。

 --「触れる地球」は、自分たちがどう地球とつながっているかを見つめ直すツールになりますね

 竹村 それが一つ。また最近、地球温暖化などの深刻な問題をよくメディアで見聞きするけれども、実感がないですよね。だけど本当に地球温暖化がこれだけ進行しているんだとか、本当にダイナミックな地球が見えてくる。そういうものがどうして当たり前に小学校にないんだろう、どの小学校にもあればもっともっとみんな地球のことを考えるようになるはずだ…そういう思いがあります。(聞き手 溝上健良)

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